戦前(大正11年)臼井甕男氏により開発された療法です。悟り(安心立命)を求めて禅修行をして得られず、死を覚悟で鞍馬山に篭り21日間断食の後霊気と通じ、下山途中にこれを癒しの力と認識したことで、治療法として伝えたのが始まりです。
翌年、大正12年の関東大震災で傷ついた人々を数多く治療したことから、掌(てのひら)療法や手当て療法として広く知られるようになりました。後に戦争で一度は絶えたものの、ハワイを通して海外に広まっていたことから西洋式レイキ・ヒーリングとして近年日本にも逆輸入という形で帰ってきました。これをきっかけに国内でも関心が高まり、日本に伝わっていた伝統技法も新しい形で復活をしています。
臼井先生はこの療法を、第一に招福の秘法、第二に万病の霊薬と教え、安心立命への道として示されました。
他の民間療法とは異なり、霊性を含めた高い目標があることから、体のみならず心や精神、人生の不調をも改善することが特徴となりました。現在は世界的に優れたヒーリングとして簡略化され、医療機関に合理的に取り入れられています。これにより霊気療法の実用面を世界中の人々が気軽に利用できるようになりました。
■伝授のできる療法
霊気療法が盛んになったのは、特定の方法で回路を開くことで臼井先生と同等のエネルギーを用いることができるよう工夫され、伝えられてきたことにもあります。
伝統的な霊気療法では、研鑽会と呼ばれる集いに出席し、霊授を繰り返し受けることで霊気の回路を開いてきました。また療法家となった後にも集いに出席し、技術の向上と回路の浄化に努めました。(現在でも交流会が各地で行われていますが、霊授を行っているところとそうでないところがあります。諏訪現代霊気交流会では出席者全員に霊授を行っています。)
時を経て、短時間で回路を開く方法が海外で開発されました。これが現在行われている「アチュンメント」です。何度も足を運ばなくとも、一回来れば使えるようになるという画期的な方法でした。私は交流会に何度か参加している方に、時期を見てアチュンメントをお勧めしています。
■注意:最近「遠隔アチュンメント」というものが流行していますが、臼井霊気療法の伝授は遠隔では行えません。現在、遠隔伝授による問題が多発しています。
狭い日本と異なり、欧米では広大な地域をカバーするためか「エネルギーの遠隔伝授が早くから行われていました。中には「初心の段階から一度も対面しないままでレイキマスターの資格を与える」という人や、「臼井先生の写真を1分見つめれば、アチューンメント終了」という、イージーなシステムを採用するマスターも現れました。
しかし最近、日本でも「レイキの遠隔伝授を行う」というスクールを見かけるようになりました。それによるいくつかのトラブルを耳にしています。(高い料金を支払ったが効果が感じられない、体調がおかしくなった、別のマスターに再受講を申し込んだところ遠隔伝授は認められないので新規受講するように言われた…etc)
臼井霊気療法には、遠隔伝授・通信伝授などは存在せず、「指導者が、レイキによる高い波動の場に受講者を招き入れ、人格の触れ合いを通じてエネルギーを伝達する」というのが、臼井先生以来の伝統です。
ただエネルギーを伝達すればよいという認識は「手当療法は入口に過ぎず、精神性向上が霊気療法の到達点であり、継続した研鑽によって人生の価値を高めていく」という、霊気療法の思想とかけ離れています。
それは、システムを提供するマスターの責任であると同時に、それを選択する受講者の責任でもあります。
その選択を批判する必要はありませんが、「伝統の臼井霊気療法は遠隔伝授を認めていない」ことを理解しておいてください。(臼井霊気療法学会会員資料より抜粋)
私としても伝授は「体」に作用させなければならない側面があることを実感しています。遠隔ヒーリングは魂からの働きかけであり、霊気を発する媒体としての「体」の質を、直接伝授のように瞬時に変える力は持っていないと感じます。不可能ではないにしても、体への伝授よりも個体差が大きく(伝授する側・される側共に)人によっては作用しない可能性も出てきます。
■エネルギー系統
エネルギー系統は創始者である臼井甕男先生から数えて5世代目に当たります。<臼井甕男先生→武富咸一先生(三代会長)→小山君子先生(六代会長)→土居裕先生→高尾カロア>伝統技法と西洋の合理的な手法を組み合わせた「現代霊気法」という技法に従って指導しています。
レイキ伝授のご案内
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